224ショップを訪れたとき、片隅に展示してあったカップ&ソーサーに、なんとなく違和感を感じて目を留めた。
ぱっと見はアースカラーの「GLAD」シリーズ。
でも、カップ&ソーサーってあったっけ?という疑問に始まり、
あれ?カップの形状が違うよね? このソーサーって「Voronoi」のプレート?
と、ハテナマークが脳内を巡る。
結論は、窯元直営ショップならではのあるあるだった。
“ 別シリーズ形状にも同じ釉薬かけちゃいました ” 的なバリエーションを作ってしまうのはよくあること。
今回も、カップの形状は「ふぶき」 で、蓋付きマグの蓋なしバージョン。
ソーサーはやっぱり「Voronoi」Sサイズを合わせているとのこと。
「GLAD」と「Voronoi」は同じ釉薬を使っているのだけど(「アースカラーの器の魅力」参照)
それを「ふぶき」にもかけてみた!というわけだ。
なんとも自由な展開だが、試作品とかテスト販売とか、
定番とは異なる珍しい商品と出会えるのも窯元直営ショップの楽しみのひとつ。
この記事がでるころに、まだ販売しているかどうかは定かではないけれど、
気になる方は224ショップまでお問い合わせを。
写真・文:ハマノユリコ