224poecelainの代表作のひとつ、「おにぎり」のデザイナーでもある馬渕晃さん。
馬渕さんのデザインというと、そんな遊び心のあるクスっとさせる要素を期待してしまうが、
新作「iomo」は見た目にはとてもシンプルだ。
ころんとした可愛らしさはあるものの、丼であることは一目瞭然。
今回は機能性やアノニマスなデザインを重視している?
「この丼、軽いんですよ」
という説明だけを頼りに、新作紹介の準備をしていたとき
馬渕さんの裏テーマに気付き、顔がにやけた。
遊び心はここに持ってきたのか!
丼といえば、「重い」イメージだがこの「iomo」は「軽い」。
そう。重いの反対。
もうお気づきですよね?
さて、真面目な話を少し入れておくと、普通の丼だと思って持ち上げてみると確かに少し軽い印象の「iomo」。
新素材の陶土を採用することで通常の3分の2程度の重量を実現したという。
「手に取ったときの驚きを楽しんでほしいから、見た目はあえて普通の丼に」。
蓋つきのいわゆる丼と、ラーメンなど麺類を食べるときに適した丼、
お茶漬けや女性向けにもおすすめの小さめ丼の3サイズが揃う。
[ iomo イオモ]
小 お茶漬け碗 / φ14.4 H8.7cm / 1,800円
中 蓋つきどんぶり / φ16.2 H14.5cm / 3,800円
大 麺類用どんぶり / φ18.5 H9.5cm / 3,200円
文:ハマノユリコ