
「吾輩はギャラリーである。名前はまだない。」
文豪の有名な一文に擬えて、そう答えた224代表の辻諭さん。
2024年の夏、筆者(ハマノ)が嬉野を視察した際、リノベーション中の第三スタジオに併設されたギャラリースペースにはまだ名前がなかった。
「アーティスト・イン・レジデンスで来日した作家の作品や、吉田で作陶する若手アーティストの作品を展示販売したり
イベントを開催できるようなスペースに育てていきたい」と語っていた辻さん。
約一年後、2025年の春に訪問した際には基本的な工事が終わり、築100年以上の古民家を改装した趣のあるギャラリーに、
これまでに来日したアーティストの作品がディスプレイされていた。
直前に、九州大学の学生と肥前吉田焼の窯元がコラボレーションした作品の発表会がここで行われたそうで、
ギャラリーでは学生たちの作品展示も見ることができた。
一般公開する状態ではないとのことだが、期せずして海外アーティストの作品と、学生たちの瑞々しい作品に触れる機会となった。
「かっこいい名前を考えたい」と話していた辻さんだが、
イベント開催などの折、便宜上、「吉田焼ギャラリー」の名称で記載されるので、
早く正式名称を決めないと、通称がそのまま定着することになるのは時間の問題かも(苦笑)
次に訪れたときには、どんな展示になっているのか?
肥前吉田焼産地で始まるさまざまな企画の拠点となる自由なスペースに期待が高まる。
写真・文:ハマノユリコ
※九大生とのプロジェクトの様子は「よしださんち」の公式サイトでご覧いただけます
https://yoshidasanchi.com/event/kyudai202503/









