224 Journal

224 JOURNAL Vol.85 – 西九州新幹線で嬉野温泉に行ってみた

西九州新幹線ノベルティ

祝・西九州新幹線開業!ということで、
2023年最初の224ジャーナルは「行ってみた」シリーズでスタート。

西九州新幹線が開業し、嬉野市民待望の「嬉野温泉駅」ができたのが昨年の秋のことだ。
これまでバスやタクシーを駆使しなければたどり着けなかった嬉野へ、気軽に行けるルートができたのだから、
まずは体験してみなければと昨年末「西九州新幹線で嬉野温泉に行ってみた」企画を決行した。

筆者が住む東京から嬉野へダイレクトに行くなら、佐賀空港を利用し、リムジンタクシーで嬉野の各ホテルへ直行するのが一番便利だろう。

ただ有田での仕事も多いので、有田と嬉野を行き来できる電車があれば、と常々思っていた。

そこで今回は、有田から在来線で西九州新幹線の始発駅である武雄温泉駅まで移動し、
武雄から嬉野までわずか一駅の新幹線の旅を体験してみたわけだが、

所要時間はたったの5分。
着席する必要もないくらいの乗車時間で、あっけなく嬉野に到着した。

西九州新幹線かもめ

駅前には、224porcelainの商品も取り扱っている道の駅もできていたが、まだまだ開発途中の感じは否めない。

さらに嬉野温泉駅から主要地の温泉街までは徒歩で20-30分かかるため、シャトルバスのサービスがあればいいのに、
などと妄想しながら黙々と歩いて224shopへ。

ここからさらに、肥前吉田焼の窯元が集まる吉田地域までたどり着くには、車がないと難しいのだが、
ひとまず嬉野温泉まで行くハードルが下がったことを体感できたのは収穫だ。

224shopは嬉野温泉街にあるので、これまで車がなくて躊躇していた方も
今年はぜひ新幹線で嬉野に立ち寄ってみては?

※メインビジュアルは、224porcelainが制作した新幹線の箸置き
西九州新幹線開業に伴い依頼を受けたノベルティで、
お披露目の試乗会のとき、招待客など参加者に記念品として配られたそう。
(花の文様がついていないタイプは、撮影用にお借りした絵付け前のサンプル)

久しぶりの嬉野は、新幹線体験だけでなく、
224porcelainの作り手、辻さんにももちろんお話を伺ってきたので、
そんなアレコレはまた次回。

8年目に突入した224ジャーナルを、今年もどうぞよろしくお願いします!

写真・文:ハマノユリコ

 

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