うれしの茶を初めて飲んだとき、その色の美しさと、旨味・甘味の強さに衝撃を受けた。
肥前吉田焼の産地である佐賀・嬉野は、500年の歴史をもつうれしの茶の産地でもあり、
その生産量は、全国のお茶市場においてわずか2%ほどという希少な名産品だ。
お茶所ということもあり、土瓶や湯のみなどの生産で栄えた肥前吉田焼。
昔懐かしい水玉の茶器は、産地を代表する商品のひとつだ。
224porcelainのラインナップをみても、
sui、comot、Lady bug、Plumpなど、お茶をおいしくいただくための商品が揃っている。
茶農家らが自ら主導する「嬉野茶時」プロジェクトにもスタート当初より協力していて、
プロジェクトで使われている急須や泡瓶(ほうひん)、ティーセレモニーの湯冷ましも
224porcelainが茶農家とともに開発したものだ。
いずれも形状はユニークでひと癖あるのが、224porcelainらしいところ。
でも色はつけずにシンプルな白磁にこだわるのは、お茶の緑が映え、美味しく見えるからだろう。
新しい生活様式が求められ、マイクロツーリズムが注目される昨今、
茶畑に点在する特別な空間でお茶を楽しむ「Tea Tourism(お茶ツーリズム)」を提案する嬉野で
224porcelainの茶器とともに感動のうれしの茶体験をあなたもぜひ!
文:ハマノユリコ
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