224 Journal

224 JOURNAL Vol.63 – こだわりのお茶をこだわりの器で

うれしの茶を初めて飲んだとき、その色の美しさと、旨味・甘味の強さに衝撃を受けた。

肥前吉田焼の産地である佐賀・嬉野は、500年の歴史をもつうれしの茶の産地でもあり、
その生産量は、全国のお茶市場においてわずか2%ほどという希少な名産品だ。

お茶所ということもあり、土瓶や湯のみなどの生産で栄えた肥前吉田焼。
昔懐かしい水玉の茶器は、産地を代表する商品のひとつだ。

224porcelainのラインナップをみても、
sui、comot、Lady bug、Plumpなど、お茶をおいしくいただくための商品が揃っている。

茶農家らが自ら主導する「嬉野茶時」プロジェクトにもスタート当初より協力していて、
プロジェクトで使われている急須や泡瓶(ほうひん)、ティーセレモニーの湯冷ましも
224porcelainが茶農家とともに開発したものだ。

いずれも形状はユニークでひと癖あるのが、224porcelainらしいところ。
でも色はつけずにシンプルな白磁にこだわるのは、お茶の緑が映え、美味しく見えるからだろう。

新しい生活様式が求められ、マイクロツーリズムが注目される昨今、
茶畑に点在する特別な空間でお茶を楽しむ「Tea Tourism(お茶ツーリズム)」を提案する嬉野で
224porcelainの茶器とともに感動のうれしの茶体験をあなたもぜひ!

文:ハマノユリコ

▼茶器に関する224ジャーナルバックナンバーも合わせてどうぞ
224JOURNAL Vol.42 – お茶の香りを楽しむ「plump プランプ」
224JOURNAL Vol.38 – まんまるボディに隠された機能性
224JOURNAL Vol.31 – 茶葉のポテンシャルを引き出すこだわりの茶器
224JOURNAL Vol.27 – 湯冷ましを視覚的に楽しむティーセレモニー
224JOURNAL Vol.13 – 毎日使いたくなる急須 「sui」

 

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