224 Journal

224 JOURNAL Vol.60 – 肥前吉田焼、じわじわと全国区へ

 

コロナウイルスの影響で各窯元にとっても辛い時期が続く中、
2020年後半は、224porcelainの活動が注目される機会が増えたように思う。

家で過ごす時間が長くなった今だからこそ、
暮らしを豊かにしてくれる「うつわを楽しみたい」と興味を持つ方や、メディアの特集も多いようだ。

2020年12月号の『Discover Japan』に掲載された、肥前吉田焼産地と224porcelainの記事は記憶に新しい。
10ページに渡り大きく取り上げていただいているので、まだご覧になっていない方はぜひ誌面にてご確認を。

ほかにもNHK「あさイチ」のみんなでシェア旅コーナーに登場したり、
サウンドデザイナー日山豪さんと手がけた新ブランド「モノヲト」のお披露目があったり、
肥前地区の焼き物のカジュアルブランド「HIZEN5」での活動や、
嬉野の茶師らと協働する「嬉野茶時」のプロジェクトは全国区でご紹介いただくことも。

『Discover Japan』では、モデルのKanocoさんとのコラボレーションで開発するプロジェクトが進行中だ。

おうちご飯が多くなり、どんぶりの出番が増えたというKanocoさん。

「いま、家で使っているものより少し大きい直径15㎝、高さは7㎝くらいがいいなと思っています。
蓋は、薬味や箸休めを盛る小鉢に使えて受け皿にもなる、3WAYのどんぶりをつくりたいです」
(『Discover Japan』 掲載記事より引用)

2021年1月、渋谷PARCO 1F Discover Japan Lab.で先行発売が始まるというから楽しみだ。

うれしの茶、嬉野温泉、肥前吉田焼という、産地が一体となって活動してきた
さまざまな試みが実を結びつつある佐賀県嬉野に、引き続きぜひご注目を。

Kanoco×224porcelain×Discover Japan(掲載記事の一部がご覧いただけます)
https://discoverjapan-web.com/article/42412

文:ハマノユリコ

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