224 Journal

224 JOURNAL Vol.48 – 辻諭、40歳の抱負

 

2012年に224porcelainブランドを立ち上げてから、7年が経つ。

「35歳までに吉田を代表する人間になって、
40歳までに世界中と取引ができるようになりたい」

そんな20代の頃からの想いを胸に、がむしゃらに進み、実現してきた7年だ。

「元々、手づくりから勉強して、辻与製陶所で染付や赤絵の量産を学び、
プロダクトデザインがやりたくて224porcelainを立ち上げました。
おかげさまで、たくさんの出会いやご縁に恵まれ、
毎日のように3Dデータを作り、仕事がパンパンに詰まっている状態です。
自分がやりたいことをやっているので、仕事のストレスはほとんどないのですが、
寝不足と肉体労働で体がきつくなってきたかな」

今年12月で、目標としてきた40歳を迎える辻さん。

これからの10年20年でやりたいことは?

「224porcelainの商品は、これからもたくさんの人に長く喜んで使ってもらいたいと思っています。
ただ、これだけデジタルをやっていると、手づくりのものづくりにも心が揺れてしまって。
まだまだ色々と考えている段階なのですが、40歳を機に、ツジサトシ名義の作家活動を始めようと思っています」

ゆくゆくは、吉田に若手作家のショップも作りたいという辻さん。

新たな目標を掲げ、走り続ける。

文:ハマノユリコ

 

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