早いものでもう12月。2018年も残すところあとわずかだ。
年末年始に向け、何かと忙しくなる時期だが、
224porcelainではまだ暑さの残る頃から、新年に向けた、縁起物のアイテムに携わってきた。
来年の干支・亥(いのしし)のイラストを、真っ白な皿に写しとった
かわいらしい香立てだ。
フレグランスブランド「KITOWA(キトワ)」のインセンスホルダーなどを手がけたご縁もあり、
今回224porcelainでは、日本香堂の干支香皿の製作を担当した。
グラフィックは、吉田の焼きもの商社・ヤマダイの息子であり、
東京でグラフィックデザインを生業とする大渡大士さん。
224porcelainの辻諭さんとも旧知の仲だ。
近年、地元である吉田地区のさまざまなイベントのフライヤーや
プロジェクトロゴなどのグラフィックを手がけ、活躍の場を広げている。
ちなみに干支香皿のパッケージのグラフィックも、大渡さんのデザインだ。
十二支最後の亥は、無病息災の象徴とされており、
新しい年の始まりを、縁起の良い干支香皿を使ったお香で迎えるのも良いのでは?
「香」を贈るのは、「幸」を贈るにも通じ、
お世話になった方々への新年の挨拶にもおすすめだ。
文:ハマノユリコ
写真協力:日本香堂
●亥の干支香皿は、沈香の香りのお香スティック12本とセット価格で1000円(税別)。
日本香堂のオンラインショップより購入可能です。