
さて、今回の224ジャーナルは?
前回に続き、総勢7名で敢行された初の台湾研修旅行の様子をお届けしています!
まずは初日の行程から振り返ってみると・・・。
11:35発の飛行機で佐賀空港を出発した224一行は、午後には台北に到着し、さっそく名物の小籠包に舌鼓。
224商品を取り扱うカフェやショップを視察し、台湾ならではの夜市も堪能して1日目が終了。
2日目はいよいよ台湾の焼きもの文化に触れるメインの視察だ。
バスをチャーターして向かうのは、台北から30分ほどのところにある陶器街「鶯歌」。
ここで窯元や博物館などを巡る、研修旅行らしいスケジュールが組まれていた。
余談だが、これらの行程や予約などすべての段取りを
224の辻陽子夫人がツアーコンダクターさながらに手配しているというのだから頭が下がる。(お疲れ様でした!)
さてさて、本題の台湾最大の陶磁器の街「鶯歌」とは?
うぐいすの歌と書いて「鶯歌」は、日本語の音読みでは「おうか」だが、
現地の発音を表記すると「イング」「インガ」「インゴ」といった感じになるようだ。
一体どんなところなのか?
筆者(ハマノ)は行ったことがないので調べてみると
「台湾の景徳鎮」とも称されるエリアで、約200年の歴史があり今でも多くの窯元や陶磁器店が集まる
人気の観光スポットだという。
焼きもの好きにとってはなんとも魅力的で、台湾に行ったらぜひ訪れてみたい場所だろう。
というわけで、今回は実際に研修旅行に参加した224スタッフの生の声をお届けしよう。
鶯歌にある窯元を視察したスタッフは
「釉薬をかける道具や仕上げ方法など、工夫をしている様子が随所に見られ、そのアイデア力がすごかった」
「日本ではあまり見かけない大型作品を作る技術もすごいし、大きなものの需要があることにも驚いた」
「分業制なのは同じだが、得意な工程を得意な人が担当する体制で若手や女性の職人が多く活躍していた印象です。
有田や吉田では若手不足が課題なので求人方法についても聞いてみたかった」など
自分たちの抱える産地問題にあてはめた気づきもあったようだ。
鶯歌の陶磁器店には、転写などの体験スペースが設けられているところもあるようで、
「転写紙はきれいにファイリングされていて種類も豊富。選ぶだけでも楽しそう。転写用のお皿も種類がたくさんあって、
積み重ねたディスプレイにワクワクしました。体験しているのを見たら、他のお客さんもやりたくなると思う」
なるほど。吉田焼産地でのワークショップ運用にも参考になりそう!
そんなこんなで2日目の視察が終わり、3日目は終日自由行動.
4日目の早朝には台湾を後にし、あっという間に3泊4日の研修旅行が終了した。
最後に、この台湾研修を通じて224スタッフが感じたことを伺うと、
「台湾の現場を見ることができて勉強になりました。
大きな壺など224では生産していないやきものを作っているところも見られて新鮮でした」
「ものづくりに取り入れたい工夫が沢山ありました。
224の技術が台湾の窯でも役立つかもしれないので、定期的な情報交換ができればと思いました」
「同じ焼きものづくりなのに、224とは全然違うものを作っていて、見ていて面白かったです。
自分の目で貴重な現場を見られてよかったです」
「台湾の文化や伝統工芸への理解が深まり、ものづくりへの想いに触れることができた
大変貴重な機会となりました。職人の皆さんが一つひとつ丁寧に制作されている姿がとても印象的でした」
「今まで他の産地を見る機会がなく、吉田焼のことしか知らなかったので刺激になりました。
産地や窯元によって、完成品のイメージも全然違うと再認識できました」
などなど・・・。
自分で考え、伝える(語る)ことも、研修の課題のひとつとして取り組み、
スタッフごとにレポートを取りまとめていたのが印象的だった。
今回の旅が、産地のものづくりや課題に挑むモチベーションや発想の種となることを期待したい。
文:ハマノユリコ









