224 Journal

224 JOURNAL Vol.69 – 磁器でできた小さな小さなドーナツ

 

一目でそれとわかるアイコン化された「ドーナツ」のカタチ。

久しぶりに224porcelainを訪れると、ちょうど可愛らしい試作品があがってきていた。

「それ、いいでしょ?」と自信をのぞかせる辻さん。
「かわいいですよね」とスタッフからの評判も上々のようだ。

オブジェ的にも目をひくミニチュアの「ドーナツ」は、
かわいいだけでなく、箸置きとしての機能も持たせた仕上がりになっている。

デザインしたのは、sideの大木陽平さん。
アッシュコンセプト+dから販売されている鳥の形をしたペーパーナイフ「Birdie」のデザインでも知られ、
2016年に肥前吉田焼産地で開催したデザインコンペティションにも参加した大木さんは、
ふくらすずめをモチーフにしたカスターセット「FUKURA FAMILY(フクラファミリー)」で産地賞を受賞。

224porcelainは商品化担当窯元ではなかったが、吉田でのコンペをきっかけに交流を深めているデザイナーのひとりだ。

時々大木さんからデザイン案が送られてきて、商品化の相談を受けていたという辻さん。
その中で採用となったのが、このドーナツ型の箸置きだ。

使っていないときも愛らしい佇まいから、「Birdie」や「FUKURA FAMILY」にも通じる大木さんらしさが感じられる。

「パッケージも考えたんですよ」

そう言って詰め合わてくれたその箱は、まさにドーナツ屋さんのそれのよう。
つい、「かわいい」と声に出していた。

磁器でできた小さな小さなドーナツを、ギフトボックスに詰め合わせてお土産に持ち帰る。

この遊び心が224porcelainらしさを際立たせる仕掛けだろう。

ちなみにドーナツのチョコレートがけをイメージした釉薬には、224porcelainでお馴染みの商品カラーが使われていて、
いちごみるくや抹茶など納得の仕上がりだ。
他にもバリエーション豊富に展開予定なので、あの商品と同じ色!と探すのも224ファンの楽しみ方のひとつ。

今から発売が待ち遠しい。

写真・文:ハマノユリコ

 

 

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