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224 JOURNAL Vol.46 – 重くない丼「iomo」

iomo 丼

224poecelainの代表作のひとつ、「おにぎり」のデザイナーでもある馬渕晃さん。

馬渕さんのデザインというと、そんな遊び心のあるクスっとさせる要素を期待してしまうが、
新作「iomo」は見た目にはとてもシンプルだ。

ころんとした可愛らしさはあるものの、丼であることは一目瞭然。
今回は機能性やアノニマスなデザインを重視している?

「この丼、軽いんですよ」

という説明だけを頼りに、新作紹介の準備をしていたとき
馬渕さんの裏テーマに気付き、顔がにやけた。

遊び心はここに持ってきたのか!

丼といえば、「重い」イメージだがこの「iomo」は「軽い」。
そう。重いの反対。
もうお気づきですよね?

さて、真面目な話を少し入れておくと、普通の丼だと思って持ち上げてみると確かに少し軽い印象の「iomo」。
新素材の陶土を採用することで通常の3分の2程度の重量を実現したという。

「手に取ったときの驚きを楽しんでほしいから、見た目はあえて普通の丼に」。

蓋つきのいわゆる丼と、ラーメンなど麺類を食べるときに適した丼、
お茶漬けや女性向けにもおすすめの小さめ丼の3サイズが揃う。

[ iomo イオモ]
小 お茶漬け碗 / φ14.4 H8.7cm / 1,800円
中 蓋つきどんぶり / φ16.2 H14.5cm / 3,800円
大 麺類用どんぶり / φ18.5 H9.5cm / 3,200円

文:ハマノユリコ

 

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